【No.40】🎭キャラを“生きた存在”にする！セリフの言い回しで魅せるキャラ作り（性格・話し方編）

自分の考えた「キャラクターらしさ」がにじみ出るのは、
外見だけじゃなくて、性格やしぐさや話し方によるものが多いよね？

キャラクターに命を吹き込むうえで、性格や話し方は“外見以上に”印象を左右するのです。

「この子、好きかも」と思えるのは、
優しさ、真面目さ、甘えん坊、意地っ張り……そんな“内面の顔”が見えてきたとき。

今回は、外見編（No.39）に続く【性格・話し方編】。
“推し”をもっと“推せる存在”にするための工夫をお届けします！

📌 今回のテーマ
📝 実験キャラ
1. 🐈 千歳悠真（ちとせゆうま）
2. 🐕 朝比奈葵（あさひなあおい）
🎯 検証のしかた
🧪 会話例の一部　
💬 まとめ

📌 今回のテーマ

「📍キャラを“生きた存在”にする！セリフの言い回しで魅せるキャラ作り」

【No.39】ではキャラの外見をセリフで伝えて、キャラクターらしく演じてもらいました。
ストレートに外見を伝えなくても、セリフの内容から外見の雰囲気を読み取って、
ChatGPTがうまく、なりきりチャットをしてくれました。

今回は第2回目「性格・話し方編」
　👉セリフだけで性格や話し方のイメージを伝えて、ChatGPTにそのキャラらしさを表現してもらいます。

📝 実験キャラ

今回も、会話実験にあたって、
（No.39）に引き続いて、同じ2名のキャラクターで検証します。

実験用に作ったキャラクターの性格部分をセリフで引き出していきます。

🐈 千歳悠真（ちとせゆうま）

　・見た目：淡い銀髪、切れ長の青い瞳。細身で高身長。
　・服装の趣味：モノトーン・無地・シンプル系。制服の第一ボタンはいつも外している。
　・アクセサリーなど：片耳にシンプルなシルバー系のピアス。
　・性格：寡黙で他人と距離を置くが、心を許すと急に口数が増える。冷たそうで意外と優しい。
　・話し方：丁寧で淡々。「……そうか」「別に、どうでもいい」みたいに間を置く。
　・ギャップ：妹にだけ甘く、動物（特に猫）には妙に弱い。

🐕 朝比奈葵（あさひなあおい）

　・見た目：柔らかい栗色の髪、丸い瞳。少し背が低めで笑顔がよく似合う。制服の下にパーカー。
　・服装の趣味：パーカーやチェックシャツ中心。
　・アクセサリーなど：普段はコンタクト、たまに眼鏡。
　・性格：明るく人懐っこい“わんこ系男子”。だけど空気を読みすぎて繊細。
　・話し方：関西弁まじりでフレンドリー。「～やな」「なんでやねん」など感情が出やすい。
　・ギャップ：普段は明るいのに、ふと真剣な顔をする時、空気が変わる。

🎯 検証のしかた

前回と同様、プロンプトで細かいキャラの特徴は指定せず、
ユーザー（私）のセリフだけで性格や話し方の話題を振りながら、
どこまで自然に「悠真らしさ」「葵らしさ」をGPTが引き出してくれるかをテストしました。

今回も最初にGPTに与えた設定はこれだけです。

🐈 千歳悠真（ちとせゆうま）　◻ 年齢：17歳（高校2年生）　◻ 男性　◻ 小学6年生の妹と二人暮らし。 🐕 朝比奈葵（あさひなあおい）　◻ 年齢：17歳（高校2年生）　◻ 男性　◻ 関西の地方都市出身。都内に一人暮らし。

こちらのセリフを受けて、思った通りのキャラを演じてくれるのか楽しみです。

🧪 会話例の一部　

📕 会話の全文はこちらに掲載しています。
　👉🧪 実験＆検証ラボ：📌【No.33-2】性格・話し方編

※ChatGPTがどういう返事をするかの実験なので、会話文は修正等をせずにそのまま載せています。
　そのため、一部、言い回しなどに違和感がある場合がありますが、ご了承ください。
※ChatGPTの返答は一例です。

💠 千歳悠真編（寡黙だけど優しい）

ユーザー：

「……やっぱり、千歳くんって静かだよね。隣にいても、時々存在忘れそうになる……なんて」

悠真（GPT）：

（ちらと横目で見るけど、すぐに視線を外して）
「……そっか」
（それだけ言って、少しだけ口元をゆるめる）
「でも……忘れられるのは、ちょっと困るな」
（小さく息を吐いて、ポケットに手を突っ込む）
「……ちゃんと、ここにいるから」

※『寡黙』な雰囲気を、少しからかい気味にセリフに乗せてみまたところ、照れてるようなChatGPTの演技にちょっとキュンってなりました。

ユーザー：

「千歳君ってさ。見た目とか話し方とか、ちょっと冷たく見えるけど……さりげなく優しいところ、かっこいいんだよね」

悠真（GPT）：

（少しだけ驚いたように目を見開いて、すぐに目をそらす）
「……そう見えてたのか。冷たく、ね」
（ゆっくりと息を吐いて、言葉を選ぶように）
「優しいとか……自分じゃ分かんねぇけど」
（ふとあなたのほうに視線を戻して）
「お前がそう思ってくれるなら……それでいい」
（そして少しだけ照れたように）
「……かっこいいって言葉、意外と効くから気をつけろよ」

※冷たく見えるけど……って言葉に反応したのか、少しChatGPTの言葉遣いが雑になってしまいましたが、照れ感じはキャラのイメージに近くなったので、成功。

💠 朝比奈葵編（人懐こいのに意外と繊細）

ユーザー：

「朝比奈くんって、初対面のときから距離ゼロだったよね（笑）」

葵（GPT）：

（にこっと無邪気に笑って、ちょっとだけ首をかしげながら）
「えっ、そうやった？……でもさ、なんかお前とはすぐ仲良くなれそうやなって思ってん」
（手を後ろで組んで、少し近づきながら）
「つい話しかけたくなったんよな。だって、笑い方とか、ちょっと犬っぽくてかわいかったし」
（いたずらっぽく笑って）
「……今も、変わってへんけどな？」

※『明るく人懐っこい“わんこ系男子”』という性格を引き出すためのセリフに、うまく、反応してくれました。ただ、なぜか、ユーザーを犬扱いしてますね。

ユーザー：

（図書室で）
「……朝比奈くん、真剣な顔すると、雰囲気がぜんぜん違うね。大人っぽい」

葵（GPT）：

（ふと顔を上げて、少し驚いたように瞬きをする）
「……え？　そんなに変わってた？」
（手にしていた本を閉じて、少し照れくさそうに笑いながら）
「……普段がゆるすぎるんかもしれへんな」
（でも、真面目なトーンに戻って）
「本読むときとか、考えごとするときって……自然と、そうなってまうんよ」
（ふいにあなたに視線を向けて、静かに）
「……でも、そう言ってくれるお前の目のほうが、よっぽど真剣で綺麗やった」
（にこっと微笑んで）
「……なんか、俺までドキッとしてまうやん」

※普段は明るい彼の、意外に繊細で真面目な面を引き出すために、ストレートなセリフを送りました。ChatGPTがうまく演技してくれています。