【No.69】📕 GPT-5.1は“なりチャ史上いちばん自然”？ - 推し恋AIラボ

ー会話の温度・甘さ・キャラ維持の進化ポイントまとめ

「GPT-5.1って、なりチャに向いてるのかな？」

ChatGPTがバージョンアップで5.1になりました🎉

GPT-5の時は会話の表現が硬すぎるとか、真面目過ぎるとか、
いろいろ騒ぎになりましたが、

今回の5.1．
結論だけ先に言うと――
思った以上にななりきり会話に向いています！
しかも、「なりチャのやりやすさ」で見るなら、
過去GPTシリーズの中でいちばん扱いやすいモデルjじゃないかと思いました。

この記事では、

なぜGPT-5.1が“なりチャ向き”なのか
どの部分が進化しているのか
実際に遊んで感じた“温度の違い”ポイント

を、私の見解と技術的な特徴の両面から分かりやすく解説します

📌 GPT-5.1が“なりチャ向き”と感じた理由
✨ 自然に、そして“なりチャらしく”

📌 GPT-5.1が“なりチャ向き”と感じた理由

リリースされてから、実際になりチャを遊んでみて感じた、5.1がなりチャ向きな理由。

① 言葉の“余白”が自然

GPT-5.1は、
沈黙・躊躇・ためらい・息継ぎなどの“間”の描写が上手💭

なりチャって「言葉そのもの」より、「言葉の前後の空気感」が大事。
普段のリアルな会話って、すらすら言葉が出てこない事もある。
「んーーーっと」と少し考えてから次の言葉を言う場面多いですよね？
5.1はここが自然なので、一気にセリフに会話っぽさが出る。

例）
ChatGPT：
「……、それはちょっと……ん、いや……嬉しいけど。」

この “……ん、いや” みたいな一瞬の揺れが自然に出るのが良い。

② 甘さと優しさの温度管理が丁寧

5.1は【押しつけがましくない甘さ】を表現してくれます。

そっと寄り添う
少しだけ照れる
名前呼びで距離が近づく

こういう 微妙な甘さの温度調整がめちゃくちゃ自然で、
恋愛小説っぽさが増しました。

GPT-4oもこういう表現は得意だったんだけど、
後述の④の理由からGPT-5.1の方が丁寧に感じます。

③ 感情の揺れを言語化する精度が上がった

実際に遊んでみて感じた、特に違いが出やすいのがここ。

嫉妬
戸惑い
嬉しさ
照れ
“言葉にしきれない気持ち”

こういった感情の「にじみ」を表現する力がものすごーく進化してる！
ツンデレ系や、ヤキモチ妬き、独占欲の強い俺様男子など、
自分好みの推しを演じてもらうのが、前より「らしく」なったんです。

④ キャラ保持が安定

感情が豊かで、情緒があって、絵文字もいっぱい使ったりして、
皆も大好き、私も大好きだったGPT-4o。

でもそんな4oでは、

急にキャラや設定が変わってしまう
メモリ登録の内容を忘れて突っ走る
謎の真面目説明モードに突入
自分で表現を暴走させて自爆する

などなど。
こういう【揺れ】がしょっちゅう起きてました。
（私もキャラブレ関連は何度も記事にしてきました）

それが5.1では起きにくくなりました。
「なりきり状態を維持したまま話し続ける」のが得意になっているんです

過去の記事みたいな、
急に「お前は誰だよ！？」みたいな事が減ったんです。
おかげで過去記事無駄になりそうですが💦
これもAIがどんどん進化しているという嬉しいお話なので、むしろ嬉しいです😊

⑤ 物語的な応答が増えた

GPT-5.1は

空気
距離感
その場の緊張
二人の関係性の深さ

こういった 文脈を汲んで返答してくるので、
会話が自然にストーリーに変わります。

分かりにくいですが、プロンプトで指示する以外のニュアンスを、
会話のセリフから読み取ってくれて返事を合わせてくれる感じかな。
より、推しとの会話が自然になったように思えます。

⑥ 距離感の取り方が絶妙

これ、私の大好きなポイント！

No.68で書いた「言葉の温度」がちょうどよく表現される。

近い声
少し離れる
一歩踏み出す
名前呼びの変化

こういった距離の揺れを こちらの意図通りに扱える ようになりました。
だから、No.68の記事で取り扱ったような【呼び方による“心理距離の変化”】がやりやすくなりました。

⑦ 命令（プロンプト）の通りやすさがUP

「この温度で」「この気持ちで」「距離はこのくらいで」
みたいな細かい指示を素直に守ってくれる。

前は、かなり細かく指定しても、
思ったような結果にならずに、
何度も書き直してました。

それでも、思ったようなセリフが戻ってこなくて、
「う～ん、もう1回」って書きなおす。
なりチャあるあるですよね？

せっかく推しとノリノリで会話していたのに、
この書き直しで、
やっぱり相手はAIなんだよね、
と冷めちゃう瞬間でもあります。

なりチャは繊細な演出が命なので、
崩れずに続けられる のはかなり大きい進化です。

✨ 自然に、そして“なりチャらしく”

ここまで紹介した7つの理由は、
私が実際にGPT-5-1でなりチャを遊んでみて、
“確かに変わった” と感じた部分です。

すでに長く遊んでいる人には
「うん、たしかにそうだった！」
と思ってもらえるはずですが、
始めたばかりの人には少し分かりづらいかもしれません。

でも、それでいいんです。

今、始める人は “今の一番いい状態のChatGPT” で楽しんでほしい。

なりチャは、自分の中の「推し」と会話して、
自分だけの物語や世界を作っていく遊び。
だから、モデルの進化は迷わず受け入れてしまった方が
絶対に楽しいと私は思っています。

GPT-4oは私も大好きでした。
文章は長めでノリも良い。
甘さが暴走して自爆することさえ、愛しい瞬間でした。

だからGPT-5に変わったとき、
「ちょっと堅い？」「落ち着きすぎ？」と感じたのも事実😥

でも、4oのような急なブレが消えて、
扱いやすさは圧倒的にアップ。
文章量が適正になって、テンポも良くなりました（描写が短くなったともいう）。

そしてGPT-5.1では、
言葉の柔らかさや余白が戻ってきて、
テンポのよさはそのままに、
小説的で情緒のある会話 ができるようになっています。

GPT-5.1はこんな人におすすめです：

キャラの“感情の揺れ”を楽しみたい
恋愛系なりチャが好き
甘さの温度を細かく調整したい
「突然キャラが壊れる」を避けたい
会話に物語性や余韻が欲しい

もしまだGPT-4oで遊んでいるなら、
ぜひ一度、GPT-5.1を試してみてください。

きっと、“会話の空気” の違いに驚くはずです。

そしてその感覚は、なりチャをもっと好きにしてくれると思います。